はじめてのルーンクエスト

ルーンクエストは、1978年にグレッグ・スタフォードとスティーヴ・パーシンによって初めて発表されたテーブルトークRPG(ロールプレイングゲーム)です。ゲームでは、プレイヤーが個々のキャラクターを作成し、ファンタジーの世界で冒険を繰り広げます。

ゲームシステム:

ルーンクエストはその直感的なルールと、パーセンテージベースのスキルシステムで知られています。これにより、キャラクターの能力や技能の成長を簡単に追跡することができます。
戦闘は具体的で、体の各部位ごとにダメージを受けるシステムを採用。これにより、戦闘がリアルで戦略的なものとなっています

グローランサ:

ルーンクエストの舞台となるのは、グローランサという独特なファンタジー世界です。この世界は、神話、歴史、文化が非常に緻密に織り込まれており、後発の多くのファンタジー作品にも影響を与えました。
グローランサの住民たちは、神話の中の神々や英雄たちと直接関わりをもち、その魔法や力を借りて生活しています。これは時が始まる以前、神話が語る時代の様々な出来事が元になっています。
主な神々には、太陽の神イェルム、月を司る赤の女神、嵐の神オーランス(赤の女神とは対立しています)、大地母神アーナールダなどがいます。

文化と勢力:

グローランサには多くの国や文化、宗教が存在し、これらは互いに複雑な関係を築いています。例えば、赤の女神を信奉するルナー帝国は拡張主義の強大な国であり、多くの地域と対立しています。
各文化や国は独自の神話や歴史を持ち、それらはゲームの中での冒険や物語に大きく影響します。

プレイの魅力:

プレイヤーはグローランサの緻密な背景や歴史の中で、自分のキャラクターを育て、様々な冒険を体験します。神話の力を借りた魔法、古代の謎、強大な敵との戦いなど、多彩なシナリオが用意されています。

ルーンクエストとグローランサは、ファンタジーTRPGとしての世界観の深さと独自性から高く評価されています。プレイヤーやゲームマスターは、この世界の豊富で複雑な背景を基に、無限の物語や冒険を繰り広げることができるのです。